学費専⽤Webサイトとフライワイヤーのシステム連携により、 国内外を問わずシンプルで⼀元的な収納フローを実現

慶應義塾は1858年、福澤諭吉が江⼾に開いた蘭学塾から始まりました。 創⽴から160年を超え、現在は ⼩学校から⼤学 ‧ ⼤学院までを擁する、⽇本で最も⻑い歴史を持つ総合学塾の⼀つとして幾多の⼈材を 輩出しています。 学問、とくに「実学」の重要性を説いた福澤の志と理念を受け継ぎ、教育、研究、医療を通 じた社会へのさらなる貢献を⽬指します。

慶應義塾⼤学は、世界の340以上の⼤学 ‧ ⾼等教育機関等と協定を締結し、学⽣交換、学術交流、研究連 携を展開しています。 グローバル社会でのリーダーに必要なスキルや専⾨性を磨く機会として、⽇本の⼤ 学では最多規模の30(2024年5⽉現在)の海外の⼤学とのダブルディグリープログラムを有しています。 ま た、学内では、約1,000の英語による授業を提供しています。 さらに、世界経済フォーラム(ダボス会議)の 世界学長会議(GULF)、U7+Alliance、APRU(環太平洋⼤学協会)、⽇英知識経済イニシアチブ研究教育ネ ットワーク(RENKEI)、ASEAN+3UNet などの⼤学コンソーシアムの⼀員として、海外の⼤学と連携し、世 界や地域に貢献する⼤学として、積極的に活動しています。

慶應義塾⼤学の概要

33,700⼈の学⽣が在籍
1,600+⼈の外国⼈留学⽣
12の学部
14の⼤学院研究科
20の英語学位プログラム

課題

海外送⾦に由来する煩雑さが、⼤学の国際化により膨張

慶應義塾⼤学では、すべて学部 ‧ 研究科の正規⽣に対する学費納⼊を財務部で管理しています (⼀部の ⼊学⼿続きを除く)。 従来は、海外からの学費納⼊に際して銀⾏間の海外送⾦のみを利⽤していました が、様々な事務コストや不確定な要素があり、個別対応が多く課題に感じていました。

例えば、⽀払いに関して⼤学側と学⽣や保証⼈とのメールのやり取りが頻繁に発⽣していました。 海外送
⾦は、送⾦⼈ ‧ 受取⼈の双⽅にとって、⽀払いの進捗状況を把握するだけでも⼿間がかかります。 また、
送⾦データは標準化されておらず、学⽣の情報が含まれない場合は、どの学⽣の⽀払いか分からないケ
ースもあり、その都度メールのやり取りが必要となります。

Keio University

解決策

最新の国際決済プラットフォームによる業務最適化

前述の海外送⾦の課題を解決するべく、国際決済サービスの導⼊検討を開始。 他社との⽐較検討の結 果、最終的にはダッシュボード(管理画⾯)の利便性と、学⽣ ‧ 保証⼈からの問い合わせに多⾔語対応し ている点が決め⼿となり、フライワイヤーを選定しました。

導⼊当初は、フライワイヤーの利⽤希望があった学⽣に、財務部から⽀払いリンクをメールで案内するプ ロセスとしました。 初の本格利⽤となった2023年春学期の学費収納では200名以上がフライワイヤーを 利⽤。学校 ‧ ⽀払者の双⽅に混乱を来すことなく、利便性向上を実現しました。

”海外送⾦の際に⽣じていた、学⽣ ‧ 保証⼈と⼤学のメールのやり取りと、⼤学に着⾦する際の過 不⾜発⽣件数を⼤きく減らすことができました。 またどの学⽣の分かわからない⼊⾦件数も減ら すことができました。”

学費専⽤Webサイトとフライワイヤーのシステム連携

初期の成功体験を経て、さらなる業務最適化に向けて、学費⽀払⽤のWebサイトとフライワイヤーとのシ ステム連携を検討していきました。 2023年8⽉に企画構想に着⼿したのち、10⽉には実装段階を開始。 フライワイヤーの専属チームのサポートを得て、半年以内に実装を完了し、2024年4⽉の学費収納からシ ステム連携の本番利⽤に⾄りました。

システム連携の結果、学費⽀払いのスタートラインが国内外を問わず学費専⽤Webサイトに⼀元化さ れ、すべての学⽣にとってシンプルで分かりやすい仕組みとなりました。 財務部にとっても、海外からの⽀ 払者を事前に把握する必要がなくなったため、学⽣の希望する⽀払⽅法にかかわらず⼀律に案内できる ようになりました。

さらに、フライワイヤーの⼊⾦データは上流過程で学内システムから引き継いだ学⽣ ‧ 請求データで構 成されるため、⼤学側の⼊⾦照合作業を⾃動化することにも成功しました。

フライワイヤー導⼊時に最も印象に 残ったのは、⼤学側システムとフラ イワイヤーを連携するにあたり、専 属チームのサポートが⼿厚く、迅速 で、かつ柔軟だったことです。 プロダクト⾃体もシステム連携しや すく設計されており、最⼩限のデー タ項⽬をシンプルな連携⽅式でつな ぐため、情報システムの専⾨家でな くても理解しやすい仕組みでした。

慶應義塾財務部主務堀越⽒

導⼊成果

海外からの⽀払いを標準化し、個別対応を⼤幅に削減

  • 30カ国から、25種類の通貨建てで送⾦された、5.7億円以上の授業料を取り扱い*
  • 年間808件の収納をフライワイヤーが代⾏*
  • ⼿数料差額や個別問い合わせ対応など、海外送⾦に由来する従来の課題を⼤幅に解消

    * 2024年4⽉1⽇〜2025年3⽉31⽇実績