早稲田渋谷シンガポール校は、シンガポールの西海岸 に1991年4月に設立され、シンガポールおよび近隣諸 国在住の日本人に、日本の教育環境を提供しています。 グローバル化と多国間協力の時代において、海外に在 住する日本人の数は増加。駐在員家族は、海外に日本 の高校が不足しているという窮状に直面し、そのニー ズを満たすために同校は設立されました。 グローバル 化、特に最近のアジア諸国の勃興を受け、日本は国際 交流を行い、多文化への理解を示すことで近隣諸国と 協力し合う必要があります。アジア地域の歴史を考慮す ると特に、こうした協力は必要不可欠であると同校は考 えています。

課題
早稲田渋谷シンガポール校は、海外からの学費の支払を期日までに受け取ることに課 題を感じていました。 学費の支払は多くの場合生徒の保護者が行っていますが、保護 者は世界各国に在住しており、支払期日までに全ての支払を受領することが困難だった のです。また、支払者にとっては、為替レートが変動することも支払額に大きな影響を 与える問題でした。
同校で事務局長補佐を務める山崎裕久氏によると、クレジットカードによる支払は500 シンガポールドル以上の場合のみに制限せざるを得なかったとのことです。 クレジット カードの手数料が3.5%のため、金額が小さい支払は手数料がかさんだためです。 更に、 支払者が支払を行ってから同校に資金が振込まれるまでに時間がかかり、支払が行わ れてから6カ月以上待たなければならないことがよくありました。
解決策
職員は既存の支払方法にストレスを感じていたものの、新しい解決策を積極的には探 していませんでした。 しかし、タイミング良くFlywireの事業開発担当マネージャーが同 校に接触しました。
生徒や受験生からの支払の財務管理を行う山崎氏は、新しい決済ソリューションは生徒 にとって信頼できること、安全であること、使いやすいこと、迅速であることが重要と考え ました。そして、支払管理を行う学校側にとっては、価格、使いやすさ、効率的な支払の 管理全てが最優先事項でした。
Flywireについて耳にしたことがなかった同校でしたが、Flywireのプレゼンには感心し ました。 Flywireは、今まで利用していた支払手段よりも迅速でコストパフォーマンスも 高く、利用開始は容易な決定でした。
早稲田渋谷シンガポール校とFlywireが新しい決済ソリューションのミーティングを行っ てすぐ、実装プロセスが始まりました。Flywireのチームが同校の支払プラットフォーム を作成し、学校のウェブサイトと連携。立上げのプロセス全体にかかった期間はわずか 2週間でした。 山崎氏は次のように語っています。「経理担当者と事務所の職員も関わり ましたが、技術上の問題は一切ありませんでした。 立上げから運用開始まで、プロセス は非常に簡単でした。」
FLYWIREのソリューション は非常に分かりやすかった ので、旧来のシステムから変 更しようと決めました。

結果
Flywireの海外決済ソリューションを導入してから、早稲田渋谷シンガポール校 の支払プロセスは大きく改善されました。 Flywireの支払プラットフォームとダッ シュボード(支払管理画面)は決済プロセスを効率化し、支払者は便利で分かり やすい支払方法を手に入れました。これにより、支払者の時間は節約され、ストレ スも軽減されました。
同校の職員にとってFlywire導入の一番の利点は、ユーザーフレンドリーなダッ シュボードです。ダッシュボード上で支払の状況をいつでも確認できるようにな り、懸念がなくなりました。
